SUMMER SONIC '02 TOKYO


CHIBA MARINE STADIUM & MAKUHARI MESSE

2002年8月17日(土)- GUNS N' ROSES - Start/19:45


今回のサマソニ、ガンズ目当てという人、多かったはず。
私自身も9年振りとなる彼らの来日に、眠っていた何かが叩き起こされたかのようでした。
目の前にあるスクリーンに映し出される
" COMING UP NEXT GUNS N' ROSES"
夢じゃぁなかろうかと思っている私と、期待と興奮と不安が入り乱れた私がもうひとり。

START 19:00 予定。そう、これはあくまで目安。
この時刻を過ぎても続々と集まる人人人。
ふと後方を見渡せば、アリーナはもちろんのこと、スタジアムもオーディエンスで
埋め尽くされ、立ち見まである有り様。
スタジアム内を埋め尽くすは期待と興奮。スタンドを幾度と無くウェーブが行き交い、
アリーナからはそれに対して拍手が沸く。

19:30 未だステージ上を懐中電灯を持ったスタッフが何やらしている模様。
30分・・・彼らにしてみれば、こんなの遅れた内には入らない。
場内を流れる音楽が止む度に沸き起こる拍手とガンズ・コール。


19:45 突如、スタジアム内の電灯が一気に落された!
そして、流れるは WELCOME TO THE JUNGLE のあのギター!
ガンズが本当に日本に上陸して、そして今、目の前で9年振りとなるステージが
幕を開けようとしている!!!
場内は一瞬の内に興奮の坩堝(るつぼ)と化した。
アクセルは、サングラスにドレッドっぽい髪をバンダナで巻き、衣装は「99」と背中にある
黒のユニフォーム風に、赤のパンツといういでたちで現われた。
もう、場内割れんばかりの歓声と揺れんばかりのジャンプ。
聴きたかった、アクセルのヴォイス!
もう、興奮しすぎて何がなんだかわかりません。
精一杯歌い、拳を振り上げ、跳ね、場内騒然とする中、

続くは IT'S SO EASY
もちろん、やりましたよ〜 " FUCK OFF !" で中指(笑)。

そして、あのドラミングはMR.BROWNSTONE !
もうアクセルの声は絶好調のようで、縦横無尽に走りながら、ガンガン歌ってくれます!

♪When you were young〜and your heart was an open book...と来たらコレでしょう!
LIVE AND LET DIE あのアクセルのシャウトというか絶叫!
ステージを所狭しと駆けまわり、ステージの演出(火柱みたいな花火)がまた最高!
アクセルの強烈高音シャウト "Ahhhhhhhhhhh, TOKYO!!!!!!!!!!"
もう・・・もう・・・今日は私、壊れますっ!(←既に壊れてましたが・・・)
ホントに怖いくらいに絶好調の模様。

「おまえら楽しんでるか?!また会えて嬉しいよ。今日はホント来てくれてありがとう。」
うぉ〜!!!このMC、かなり嬉しい。MCに答えて沸き起こる歓声!
続けて"WEEZER"が何とか(GUNSの前がWEEZERでして、彼らがGUNSのネタを何か言ってたんで、
それに対するレスポンス)・・・あぁ〜聴きとれんっ(涙)
場内の歓声を聞いてか、アクセルのその表情は至って上機嫌。

そして THINK ABOUT YOU。 この曲が演奏されるとは!もちろん歌いますっ!
高音も凄まじく通っていました。

どうも、アクセルのイヤホン(リズムか何か音出てるんですか?)の調子が悪いらしく、
最初、演奏途中にベースだかギターだか誰かの所へ行って、親指下に向ける仕草を
していました。で、曲の間にステージ脇へ(イヤホンの交換でしょうか?)。
曲が始まると、すぐにステージに戻って歌うものの、やはり調子はイマイチのようで
音を拾おうとしているのか、手を耳に当てて、精一杯のステージを見せてくれているんです!
これだけで嬉しくなってしまう私。

アクセルが言います YOU...YOU COULD BE MINE
皆サビで歌ってる〜!っていうか歌いっぱなし!

" Ladies and gentleman, Mr.Robin Finck! " とアクセルからの紹介を受けて間髪入れず流れるは
SWEET CHILD O' MINE !これ、バラードの名曲です。
あの最初のギターの音が・・・スラッシュのとは違うんだけど、けど、リフはやっぱり
この曲で、やっぱり好きで、アクセルの声が入ると、スクリーンに様子が映し出されると
ジ〜ンと来るものあり。聴かせてくれました。

KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR はアレンジされていました。
いつもの掛け声ってのが無かったのですが、スタジアムが実に神秘的空間に変わりました。
スタンド席を見渡せば、皆、手に手にライターの火を灯してくれて、それが
曲とあいまってって・・・美しさで溜息。
曲の合間に入るアクセルの高く透き通ったヴォイス。更に胸いっぱい。

しっとり聴かせた後に "APPETITE〜" から OUT TA GET ME

" Ladies and gentleman, Mr.BUCKETHEAD ! " とアクセルより紹介を受けたバケットヘッド。
もちろん頭にはケンタッキーの帽子をかぶって、顔は白い面です。
その出で立ちで手にはヌンチャク。これが、めちゃめちゃ巧い!会場より、どよめきと歓声。
続けてステージ中央にやってきて・・・バケットダンスとでも申しましょうか、
ゼンマイ仕掛の人形みたいな動きしてくれました。
で、ギターソロ。
さすが巧かったです。スクリーンに映し出される摩訶不思議映像と合間って
彼独特の世界に場内飲みこまれた感じでした。
(登場の時だったか、踊る前か?ジャイアントロボ片手にギター弾いてました)

続けて新曲が2つ続けてありました。スクリーンに映し出される映像は戦闘風景でした。
メッセージソングでしょうか?RHIAD & THE BEDOUINS
"Ahhhh,ahhhhh..." とアクセルの高音冴え渡る曲でした。
続けて、高音に取って代わり、どこか物悲しい雰囲気のある MADAGASCAR
途中、CIVIL WAR の冒頭に流れる"What we've got here is ..." や、他にも言葉が流れてました。

「ピアノもらえるかな。」沸き起こる歓声。
「戻って来くるって思ってた?お前らに言ってんだぞ。日本に戻ってくるのかなって?
おれは来たかったんだぞ。(以下聞き取れず・・・バンドをどう思う?知らない?とか何とか)」
用意されたピアノに腰かけるアクセル。
と、すぐにダイナミックな感じの音を奏でてくれました。
オーディエンスが息を呑んでいると、パタッと手を止めて
オーディエンスに目を向けます、そこで皆が歓声をあげると、気を良くしたかのように
またジャカジャカとピアノを掻き鳴らす、で、また手を止めてオーディエンスに
歓声を求める(笑)とても楽しそうにそれをもう一度繰り返すと、
出ました、 NOVEMBER RAIN これで歓声はさらに大きくなります。
実際にはホーンセクションも何にも無いのですが、頭の中で勝手にフルートだとか
音が流れてました・・・。幻聴。しかし、無くても気にならないくらい、すばらしい演奏でした。

NOVEMBER RAIN が終わると「ディジーに替わるね」と、始まったのは、
仮タイトル(working titled) THE BLUES。 新曲です。
これが、美しいバラードで、アクセルの声の調子がすこぶる良いのも手伝ってか
鳥肌と同時に感極まって目には涙。

この後、アクセル何か喋ります。何言ってるのかさっぱり(涙)
何かリアクションを求めてるようなのですが、恐らく、多くのオーディエンスが理解不能状態。
場内「・・・・・」
そこでアクセル、「おいっ、答えろよぉ〜、ホラ!ホラ!ホラ!・・・大切なことなんだぞ(とか何とか・・・)」
いままでにない、おどけた口調が印象的でした。

BUCKETHEAD SOLO 2回目のはクラシックギター風。巧いです。かなり。少々短めで終了。

とてもクリアな口笛がスタジアムに響き渡る・・・PATIENCE
あの落ち着いた声でオーディエンスを惹き込んでくれます。

まずドラム。続いてベース・・・そう、ROCKET QUEEN !そこにギターが絡まると
盛り上がらずしてどうする!リズムに合わせて拳振り上げて、後半部分は思いっきり
聴かせてくれる。あぁ、何て存在感なんでしょう。
ここまで全力で歌いつづけているにも関わらず、声はかすれるどころか、高音クリアなままキープ!

ROBIN FINCK SOLO はBUCKETHEADとは対照的に技巧的に弾きまくるってよりは、
奏でるって感じでした。けど、あっという間に終了。

そして、次回アルバム(いつ出るんでしょう・・・)のタイトル曲でもある CHINESE DEMOCRACY
たたみかける感じの曲でした。

パーカッションの軽やかなパンパンパンパンという音に続いてギター。
続いて、「ポ〜ポ〜」と笛を鳴らしながらステージ中央に現われたアクセル。
アクセルの笛が最初だよなぁ・・・とか思いつつ(笑)
じゃぁ、この曲に決まってるじゃぁないっ NIGHTRAIN !
これで、場内さらにヤバイくらいの盛り上がりを見せてくれました。

あっという間にステージ終了。
時間の経過が信じられない!そして、あの曲が残っていることを誰もが心に留めている。
当然の如く場内に沸き起こるコール。
GUNS N' ROSES !!! GUNS N' ROSES !!! GUNS N' ROSES !!!

「ありがとな!今夜はほんとありがとう。長い間待たせてごめんな。」
アクセルの声に場内が歓声を上げる!そして、とどめの一言。
「ひとつ言葉を知ってるんだ「どうも!」
うぉ〜、アクセルが、あのアクセルが日本語を口に!!! かなり衝撃的。場内からは歓声!
そして、ついにあの曲を耳にする時がやってきました。
PARADISE CITY ! 多くの人の中で、きっと特別な何かを持つ曲。
ギターの音が場内を響き渡る、胸がいっぱいになる。そして、場内の歓声、興奮も
もう、何がなんだか訳が分からないくらいに最高潮。
アクセルの笛が場内を響き渡ります!ピーーーーーッ!同時にステージからも火柱。
どこまで盛り上げれば気が済むのか!場内大揺れ。
追い討ちをかけるかのように、後半コーラスに入る辺りで猛烈な紙ふぶきが客席向けて放たれる!
空を舞う無数の紙ふぶきの下、更なる歓声が一気に噴出す。そして更なる興奮。
ステージが終わっても興奮は冷めやらず、息を切らしながらも目はステージを離れなかった。
時計に目を落すと9:45を指していた。

最後に、クリエイティブマンよりプレゼントでしょうか?スタジアム前方より花火!
打ち上がる度に場内に歓声が沸き、ちょっと感動いたしました。


今回、確かにオリジナルメンバーは W.AXL ROSE 一人だったかもしれません。
幾つかの場面で、あぁ、ココだったらDUFFは・・・、SLASHのギターの音じゃない・・・
と、ふと寂しくなった時もありました。しかし、目の前には確かにアクセルが居ました。
本当に感動させられたし、興奮させられたし、もう何だか私の中ではいっぱいいっぱいでした。
SHOWも終盤に差しかかった頃の「待たせてわるかったな」って言葉。
それで許せてしまう、いや、許すも何も待ちたいから待ってたのはコチラなんですよね。
あんなに存在感のあるフロントマン、そう居ないでしょう。
AXL ROSE = GUNS N' ROSES
寂しい気もしますが、新生ガンズを応援したいなと思いました。




セットリスト

WELCOME TO THE JUNGLE
IT'S SO EASY
MR.BROWNSTONE
LIVE AND LET DIE
THINK ABOUT YOU
YOU COULD BE MINE
SWEET CHILD O' MINE
KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR
OUT TA GET ME
BUCKETHEAD SOLO 1
RHIAD & THE BEDOUINS
MADAGASCAR
NOVEMBER RAIN
THE BLUES
BUCKETHEAD SOLO 2
PATIENCE
ROCKET QUEEN
ROBIN FINCK SOLO
CHINESE DEMOCRACY
NIGHTRAIN
PARADISE CITY

来日メンバー

W.AXL ROSE / Vo.
BUCKETHEAD / Guitar
DIZZY REED / Keyboards
BRIAN MANTIA / Drums
CHRIS PITMAN / Keyboards
ROBIN FINCK / Guitar
RICHARD FORTUS / Guitar
TOMMY STINSON / Bass





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